AMSAは、過去幾多の下記のような案件において、船舶の運航者、海事保険会社あるいは旗国の為にお役に立っております。

– 非常に困難な、船舶抑留に関わる問題の解決
– 政治的に不安定な地域における現地利害関係者との紛争の調停
– 頻発的なクレームの調査および差し止め
– 古いクレームの最終的解決
– 複雑な環境下における事業計画の評価

活動地域

AMSAは、今まで、下記の国々を含む全世界的な規模において、幾多の微妙な案件に関し、先頭に立って、国連機関、旗国、船舶の運航者、海事保険会社あるいは個人投資者に成り代わり、解決に当たって参りました。

ソマリア、ケニヤ、ジブチ、エチオピア、エリトリア、スーダン、イエーメン、      サウジアラビア、ドバイ、イラク、ヨルダン、イラン、パキスタン、バングラデシュ、韓国、パプアニューギニア、コンゴ、ナイジェリア、シェラレオネ、リビア、デンマーク、オランダ及びドイツ。

サービス

紛争の解決

AMSAは、文化的あるいは政治的配慮への繊細な理解を必要とされる、非常に扱いにくい問題を処理することを専門としております。

AMSAは問題の解決に専念します。

AMSAは、広義な意味での、その地域における‘環境’といったものに対し、綿密な注意を払います。 私どもは、常に前面に立って調査し、それらの問題に内在する力学関係や、その地方において決定権を持つ人物、あるいは核心をにぎる利害関係者等を割り出します。 私共は、常に状況を依頼主に伝え、もし依頼主が自ら現場に臨むことが不可能な場合には、依頼主に成り代わり現地にアテンドします。
私共は、常にその地方における有力な支援を得るべく活動し、事の仲介や交渉に従事します。 私どもは、常に依頼主の利益の為に全力を尽くします。

私共は、双方が満足できるWin-Winの解決を得るために、効果的な枠組みを構築します。

頻出するクレーム

AMSAは、船舶オペレーターあるいは他の運送オペレーター等に向けられ頻出するダメージクレームについての調査にあたり、そのようなクレームを防止するための効果的な戦略を構築・進展させます。

複雑な環境下でのプロジェクト

AMSAは、到達困難かつ複雑な環境下におけるロジステック及びビジネスの可能性について詳細な検討を行います。

過去のケースの考察

カーゴクレーム- 船舶の抑留と速やかな解放

ある紅海の港において、本船に隣接する穀物サイロを爆発させた、との嫌疑で一隻の船舶が抑留されました。 本船の解放を条件として、クレーム請求者側は、非常に巨額の銀行保証状を要求したが、本船の運航者あるいはその保険会社側は、保証状の発行を引受けてくれる銀行を見つけることができなかった。

そこで、AMSは、現地のP&Iクラブのコレスポンデントとの協力により、相手側との交渉の結果、4日以内に、本船の運航者及びその保険会社が十分受け入れられる金額での現金決済を得ることができた。 その結果、本船の解放は速やかに行われ、傭船者との間の長期に渉るオフハイヤーの係争は事前に防止することが出来た。

船員への脅迫

AMSAは‘アフリカの角’に所在する、ある遠隔地における港の港湾当局に対し、ある影響力のある地方の荷主により船員に対し行われている身体的脅威を含む脅迫行為をやめさせるように、その介入を直接に訴えたことがあります。 この介入は成功し、本船のP&I保険がヨーロッパの貨物保険会社と相当額のカーゴクレームを妥当な額で交渉する時間を作る結果となりました。

私どもは更に、港湾当局の協力を隣接する、ある内陸国に伝えたところ、この積極的な行為は、後に、当該の港湾とその内陸国との間で通商協定が結ばれるということに繋がる好機ともなったのです。

貨物クレーム‐情報不足

AMSAはある北アフリカの国において、地方の国有商社が荷受人である、袋詰めの米を積んだ船舶が、何故揚げ荷を許されないのかを現地で調査するように指示されたことがあります。 調査によって判明したことは、この商社のトップレベルの職員達内部に不正行為があり、これら職員はP&Iコレスポンデントが影響を与えられレベルのものではない、ということが判明しました。 そこで、私どもは、その国の大統領の親密なる顧問である人物との繋がりを打ち立てることに成功。 そのチャンネルを通じて、関係者の間でメンツの立つ解決法を模索することに成功し、無事に貨物を揚げ荷して本船は出港することができました。

重大なドックダメッジ

AMSAは、船主、P&Iクラブ及び船体保険会社の代理として、中東にある重要かつ接触が困難なある国の運輸省に働きかけ その国の国営コンテナーターミナルの新品ガントリークレーン2基に衝突した結果、6か月以上も拘留されていたバラ積み船の釈放を成功裡に導いた実績があります。

暴力的な紛争

西アフリカのある港において、ある本船上に身を潜めていた密航者多数が乗組員によって殺害された、という噂が広まり、その船の乗組員に対し、暴力行為を伴う示威活動が勃発しました。 地方当局は、河に面したバースに繋留されていた本船に乗船して事を処理する能力には欠けていたものの、本船を、航行困難な河を下り大洋へと導いてくれる該地のリバーパイロットのサービスを差し止めるという措置を取った。

AMSAは同国の法務省及び地方政府に対し折衝するように、との指示を受け、介入の結果、これら地方当局等の担当者達に課せられているある政治的圧力の存在が明白となりました。 その結果、交渉の為のドアーを開くことに成功し、政治家達の面子を失わないやり方で解決することが出来、乗組員達の安全も確保することが出来ました。 本件では、もし船主が個人的にアテンドしていたならば、群衆のリンチの対象となり、又、当局により収監されていたことでしょう。

紛議 - 油汚染

東アジアの非常に人口稠密なある都市の沖で発生した大規模な油流出事故と、ある西アフリカの都市で起きた、給水施設に対して起こされた無謀な油性貨物残留物の排出事故は不必要なまでに紛糾する結果になりました。 前者の事故では、非常に闘争的な弁護士が港湾当局との交渉の為に派遣され、後者の事故では、本船オペレーターのトップマネージメントが全くの善意に基づき現地にアテンドしましたが、双方共に現地到着と同時に逮捕され収監されるという結果となりました。

AMSAはいずれのケースにも絡んでおりません。 しかしながら、私共は、かかる非常に微妙なケースにおいて現地の当局および政治家等と交渉の為の関係を構築し、又、重要かつ妥当な解決への決定の為に必要な信頼と信用を得ること等に非常に経験が豊富であります。

微妙な事態

南アジアのある港の港外においてある船舶が荷役を終了し、出港の為に必要なすべての書類も整っていました。 しかしながら、アンカーを揚げる前に、本船の船長は、港湾当局から、本船が貨物クレームの担保として差し押さえられたこと、又、これに関する裁判所の令状はボートで本船に届けられることになっている、との連絡を受けました。

本船はこの通告を無視し出港しました。 一方、このことがあって間もなく、本船の姉妹船のある傭船者が、この同じ港で、本船上に積載された貨物の引き渡しを求める船荷証券を発行しました。

AMSAは本船の船主から、裁判所の職員と会い、姉妹船が同港に揚げ荷目的で到着した際に、懲罰的な措置が取られることがないように、交渉することを指示されました。
頻発するクレーム

AMSAはある旗国の大使館筋と共に、ある中東の国の州知事に対し、その地方の鋼材及び合板の輸入業者からなるカルテルによって惹起されていた一連のインチキ行為や数百万ドルに及ぶ貨物クレームを止めさせるように説得し、成功に導きました。

プロジェクト

AMSは2003年(サダムフセイン政権の崩壊後)に、個人投資家の要請により、イラクのUm Qasr港への詳細なロジステイックスにかかる検討・研究を行ったことがあります。 AMSは又、ソマリのMogadishu港とEl Maan港(2006年)及びKismayo港(2008年)に於ける営業活動の査定評価を国連機関の要望に基づき実施、又、個人投資家及びGal-Mudug地方政府の要請により同様の査定・評価をHobyo港(2011)に対し実施した成果があります。

報酬

AMSAは正式にご指名を頂く前に、無料で、時には非常に詳細な事前のケース予測を行います。 又、正式にご指名を頂いた際には、依頼者のご希望と選択により次のいずれかを選んで頂けます:-

– Daily Rate(日建て報酬)

– (減額された)日建て報酬及び成功裡に事が完遂された際の成功報酬プラスの組み合わせ

私共は、貴方が問題解決を望んでいること、又、貴方がそれを自ら解決することが出来るならば、私共に問題の解決を依頼する必要がないことを知っております。 又、私共は、業者によっては、自らの収入を多くする目的で、日建て報酬を要求し、又、仕事へのアテンドを出来るだけ延ばしたりすることを知っております
併しながら、これは私共のスタイルではありません。 実のところ、私共は、私達がお役に立つことが出来る、との確信が無い限り、新しい仕事をお引き受けすることはありません。 又、ケースに応じては、ある程度の割合の成功報酬をお受けすることで、私共の日建て報酬を減額することに応じております。 このようにすることにより、顧客の満足度を高め、又、私共が短期間の内に、有益かつ実のある解決をいとわない姿勢を奨励することとなると信じています。

AMSAについて

問題を解決するには、問題に対する洞察とその背景及びその地域の環境といったものへの深い理解が必要とされます。

私共は、慎重で、かつその地域の内情に精通し、良好な対人コネクションを持っている業務提携者が適切に配置されたネットワーク網を保有しております。 私共のルーツは海運業、海事保険、緊急事態への対応や人質の交渉等といった分野での経験にあります。

私共は、本船のオペレーターあるいは保険業者達が何を必要としており、又、彼らが出来ること、又、出来ないことは何であるかを知っております。